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ボルダリングの費用は初心者で月いくら?初期費用から賢く節約する始め方

ボルダリングは道具や施設利用でかかる費用が気になるスポーツです。初心者でも無理なく続けられるよう、初期費用と月々の目安、道具の買い方や節約術まで幅広くまとめました。自分の通う頻度や目標に合わせて、無駄なく始められるプランを見つけてください。

目次

ボルダリングにかかる費用は初心者でも月額いくらで始められるか

初期費用と月額費用のざっくり比較

ボルダリングを始める際の費用は、初期費用(道具や登録料)と月々の利用料に分かれます。初心者が最低限必要とするのは、シューズのレンタルや入場料、チョーク程度で、初回は1万円以下で始められることが多いです。初期投資を抑えれば、まずは続けられるか確認できます。

月額では、週1〜2回の利用ならビジター利用や回数券で月5千円前後、月会員にすると週3回以上で月7千円〜1万円程度が一般的です。シューズを購入する場合は1万〜2万円程度が追加で必要になります。

続ける頻度や道具を買うかレンタルするかで月当たりの負担は大きく変わります。まずはレンタル中心で通い、自信がついたら自分のシューズを買うと費用対効果が良くなります。

レンタル中心なら初期費用を抑えられる

レンタル利用が多い施設なら、初期費用をかなり抑えられます。レンタルシューズやチョークが用意されているジムなら、シューズ購入を後回しにしてジム代だけで始められます。多くのジムはビジター料金にレンタル料が含まれている場合もあり、最初の数回は出費を最小限にできます。

レンタルのデメリットはサイズやフィット感が自分専用ほど良くない点ですが、基礎的な感覚や楽しさを確認するには十分です。まずは週1〜2回ペースで通ってみて、続ける意思が固まったら個人用シューズの購入を検討すると良いでしょう。

レンタルを活用する際は、清潔さやサイズの在庫を事前に確認すると安心です。複数回レンタルすると費用が重なるため、通う頻度が上がるタイミングで買い替えを検討する目安にしてください。

月会員にすると通うほどお得になる理由

月会員にすると一定の月会費で通い放題や割引が受けられるため、通う回数が増えるほど1回あたりの費用が下がります。週に2回以上通う予定があるなら、月会員の方が経済的になることが多いです。

また、会員特典でスクール割引やレンタル料金の優遇があるジムもあります。定期的に通うことで技術向上が早まり、結果として無駄なジム滞在時間や交通費の節約につながる場合もあります。

月会員を選ぶ際は自分のスケジュールとジムの利用時間制限を確認しましょう。通えない月は休会制度があるかどうかもチェックして、無駄な支払いを避ける工夫をしてください。

シューズや道具は段階的に買うのが安い

クライミングシューズやチョークバッグなどは段階的に揃えるのがおすすめです。まずはレンタルで感触を確かめ、週に何回も通うようになった段階でシューズ購入を検討すると失敗が少なくて済みます。

初めて買うシューズはフィット感を重視して選んでください。最初から高価なモデルを選ぶ必要はなく、使ってみて好みが分かってから上位モデルを検討すると無駄が少ないです。チョークやウェアは安価なものから揃えて、使い勝手が合えば買い替えるやり方がコストを抑えます。

買う際はサイズ交換や保証の有無、中古品やセール情報も確認すると出費を抑えられます。

外岩や自宅はジムと別の費用が必要

外岩へ行く場合、交通費や装備(ロープやハーネス、クライミングギアなど)が必要になります。日帰りでも交通費や食事代がかかり、宿泊が伴うとさらに費用が増えます。外岩は自然環境や安全対策のための投資が必要だと考えてください。

自宅でウォールを作る場合、材料費や工具、スペース確保のコストが発生します。簡易的な自作ウォールなら比較的安く済ませられますが、本格的な施工やプロ依頼は高額になります。まずはジムで基礎を固めてから外岩や自宅設備に移行するのが経済的です。

ジム利用の費用を項目別に見る

会員登録や登録料の相場

ジムの会員登録料は施設によって差がありますが、一般的には2千円〜1万円程度が相場です。入会金と年会費を分けているジムもあり、初回にまとまった支払いが必要な場合があります。

登録料に含まれるサービス内容を確認すると良いでしょう。施設によっては初回の講習や保険加入が含まれていることもあります。会員数に応じて割引があるプランや、学生割引、平日限定プランなどを用意しているジムもあるため、自分に合った条件を比べて選んでください。

会員登録の前に体験利用や見学で施設や雰囲気を確認すると、無駄な出費を避けられます。

ビジター利用の1回料金の目安

ビジター利用は1回あたり2千円〜3千円が目安です。レンタルシューズを含むプランだと追加で数百円から千円程度かかることがあります。初めの数回はビジターで試してから会員登録を検討する人が多いです。

回数券を扱っているジムもあり、回数券を使えば1回あたりの料金を下げられます。平日割引やレイトナイト割引など、時間帯による料金差もあるので自分の行ける時間帯の料金を確認してください。

月会費と回数券の違いと選び方

月会費は定額で通い放題や割引を受けられる場合が多く、頻繁に通う人向けです。一方、回数券は通う頻度が不定期な人や月によって通う回数が変わる人に向いています。回数券は購入時に割安になることが多く、友人と共有できるジムもあります。

選ぶ際は自分の月の平均来店回数を計算して、1回あたりのコストを比較してください。短期間の集中プレーなら回数券、習慣的に通うなら月会費が有利になる場合が多いです。

レンタルシューズと小物の料金相場

レンタルシューズは1回あたり300円〜1,000円程度が一般的です。チョークも小分けでレンタルや販売があり、粉チョークや液体チョークで価格差があります。小物としては、テーピングや指サポーターなどが別料金のジムもあります。

レンタルはサイズが合うか確認してから使うと安心です。頻繁に通うようになれば、レンタル費用が積み重なってしまうため、自前のシューズを買うことを検討してください。

スクールや講習の費用の考え方

初心者向けの基礎講習やテクニック講習は1回あたり3千円〜1万円程度が相場で、回数をまとめたプランだと割引があります。インストラクターの資格や人数によって料金が変わることがあります。講習は技術向上だけでなく、安全面の理解にも役立ちます。

定期的に講習を受けたい場合は、会員向けの割引やセットプランを確認すると費用を抑えられます。口コミやインストラクターの評判も参考にしてください。

時間帯や施設で変わる追加費用

深夜や早朝など特定の時間帯に割増料金や逆に割引があるジムがあります。また、施設の設備(トレーニング器具、サウナ、ロッカー)を使う場合は追加料金が発生することがあります。駐車場代やレンタルロッカー代もチェックしておくと良いでしょう。

イベント開催時やコンペ参加では別途参加費用が必要になります。利用前に料金表を確認して、余計な出費が発生しないように注意してください。

服やシューズなど道具にかかる費用を見積もる

初心者向けシューズの価格帯

初心者向けのクライミングシューズは5千円〜1万5千円程度が多いです。フィット感は重要ですが、最初は極端に攻めたサイズより快適性を優先した方が長く使いやすいです。お店で試し履きできるなら、実際の足入れ感を確かめて購入してください。

素材やブランドによって耐久性や通気性が変わるため、使用頻度と予算に合わせて選ぶと無駄が少なくなります。

上達後に買う本格シューズの目安

上達して難しい課題に挑むようになると、本格的なシューズが欲しくなります。価格帯は1万5千円〜3万円程度で、形状や硬さ、ラスト(足型)によって性能が大きく変わります。攻めたダウンサイジングや曲がったトゥ形状のシューズは扱いに慣れが必要です。

試着や専門店でのアドバイスを受けて、自分の登り方に合った一足を選ぶと満足度が高くなります。

チョークとチョークバッグの相場

粉チョークは数百円〜千円台で購入でき、量やブランドによって価格が変わります。液体チョークは千円台から購入可能で、持続性や使い勝手が異なります。チョークバッグは2千円〜6千円程度が一般的で、ポケットやサイズ、素材の違いで価格差があります。

チョークはこまめに補充する消耗品なので、コストを抑えたい場合は大容量を安く買う選択もあります。

クライミングウェアの費用と選び方

クライミングウェアは動きやすさと耐久性がポイントです。Tシャツやパンツは3千円〜1万円程度が目安で、ストレッチ性やポケット配置を確認して選んでください。専用ウェアは高価なものもありますが、まずは動きやすいスポーツウェアで十分です。

汗をかくので速乾性素材を選ぶと快適に過ごせます。季節に合わせてレイヤリングを用意すると無駄な買い替えを防げます。

中古やレンタルで安く揃える方法

中古市場やフリマアプリではシューズやバッグが安く手に入ることがあります。中古を選ぶ際は、シューズのソールの摩耗やフィット感をよく確認してください。信頼できるショップや返品対応のある出品者から購入するのが安心です。

レンタルは最初の出費を抑えるのに有効ですが、頻繁に使うなら新品購入が長期的には安くなることがあります。用途や通う頻度を考慮して選んでください。

自宅設置と外岩でかかる費用を比較する

自宅ウォールの簡易施工の費用目安

自宅に簡易ウォールを作る場合、材料費だけで数万円〜十数万円が目安です。ベニヤ板やホールド、ボルト、工具を揃える必要があり、規模によって費用は大きく変わります。壁面の強度や安全確保が重要なので、設置場所をよく検討してください。

DIYで作る場合はコストを抑えられますが、施工ミスがあると安全上の問題になります。簡易的なボルダリングラックや取り外し可能なパネルも検討すると管理が楽になります。

業者に依頼した場合の費用相場

業者に依頼して本格的なウォールを作る場合、数十万円〜数百万円の費用がかかることがあります。設計、安全基準、素材の質、仕上がりに応じて価格が変わるため、見積もりを複数取ることをおすすめします。

業者施工は耐久性や安全性が高く、保証が付く場合もあります。長期的に使う予定があるなら、信頼できる業者に依頼する価値があります。

衝撃吸収マットや安全設備の費用

衝撃吸収マットは簡易タイプで数千円〜数万円、本格的な多層マットは数十万円かかることがあります。マットの厚みや素材によって安全性が変わるため、使用用途に合った製品を選んでください。固定具や滑り止めの追加も検討しましょう。

自宅設置では安全設備にかける予算を惜しまないことが重要です。安価な対策だけで済ませると事故のリスクが高まります。

外岩での交通や宿泊にかかる費用

外岩へ出かける際は、現地までの交通費、装備の運搬、場合によっては宿泊費がかかります。日帰りだと交通費だけで済みますが、遠方だとガソリン代や高速代、宿泊費で合計が大きくなります。グループで行くと宿泊費を割り勘にできて負担が軽くなります。

アクセスの良い岩場や公共交通機関で行ける場所を選ぶと、全体のコストを抑えやすくなります。

ガイドや入山料がある場所の費用

一部の岩場では入山料や駐車料、ガイド料が必要です。登山道整備や環境保護のための費用が設定されていることがあり、地域ごとに金額が異なります。初めてのエリアではガイドを利用すると安全性が高まり、トラブル回避につながりますが、その分費用は増えます。

事前に地域のルールや料金を確認して予算に組み込んでおきましょう。

維持やメンテナンスにかかる出費

自宅ウォールや持ち物の維持には定期的なメンテナンス費用がかかります。ホールドの増し締め、塗装補修、マットの交換などが必要になり、長期的には一定のコストが発生します。道具も消耗品は買い替え時期を見越して予算化すると安心です。

メンテナンスを怠ると安全性が低下するため、定期的な点検と修理予算を確保しておくことをおすすめします。

費用を抑えて長く続けるための賢い工夫

レンタルをうまく使うタイミング

通い始めから数回はレンタルで様子を見ると費用を抑えられます。特にシューズは自分に合うかどうか確かめたいアイテムなので、まずはレンタルでフィット感を確認してください。使用頻度が増えてきたら購入を検討すると無駄が少ないです。

レンタルが割引になる曜日や時間帯を利用するのも効果的です。施設ごとのサービスを把握して賢く使い分けましょう。

通う頻度に合わせた会費の選び方

通う回数が安定してきたら、月会費や回数券のどちらが得か計算して選んでください。週に2回以上通うなら月会員が有利なことが多く、月ごとに通う回数が変わる場合は回数券が無駄になりにくいです。友人と一緒に通ってシェアできるプランもあるため、選択肢を比較してください。

長期旅行や出張で通えない月がある場合は休会制度があるか確認しておくと良いです。

セールや体験キャンペーンを活用する

ジムやショップは新規会員向けや季節ごとのセールを行うことがあります。初回無料体験や割引キャンペーンを活用して、設備や雰囲気を安く確認してください。ショップのセールでは旧モデルのシューズやウェアが割安で手に入ることがあります。

キャンペーン情報はSNSやメルマガで出ることが多いので、気になるジムやブランドをフォローしておくと良いでしょう。

仲間と道具を共有して費用を減らす

友人と一緒に道具を共有したり、グループで回数券やレンタルプランを割り勘にすると費用負担を軽くできます。特に外岩の交通費や宿泊費は人数が多いほど1人当たりの負担が下がります。

共有する際は使い方やメンテナンスのルールを決めてトラブルを避けてください。

道具の手入れで買い替えを減らす方法

シューズは乾燥や湿気対策を行い、ソールの摩耗をチェックして適切に手入れすると寿命が延びます。チョークバッグやウェアも汚れを早めに落とし、保管方法に気を付けると買い替え頻度を減らせます。

定期的な点検を習慣化して、小さな修理で済ませられるうちに対処することが大切です。

ボルダリングを始める前に確認する費用のチェックリスト

  • 初回のビジター料金とレンタル料の合計を確認
  • 会員登録料・月会費の有無と金額を比較
  • 回数券や平日割引など自分の通い方に合うプランがあるか確認
  • シューズ購入の目安価格と試し履きの可否をチェック
  • チョークやウェアなど消耗品の相場を把握
  • 外岩に行く場合の交通費、宿泊費、ガイド料の見積もり
  • 自宅設置を検討するなら材料費・マット代・施工費を確認
  • メンテナンスや交換にかかる長期的な費用を想定

以上をもとに、自分の予算と通いやすさを考えてプランを立てると無理なく続けられます。

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この記事を書いた人

アウトドア施設の調査やレジャー紹介を専門に活動しています。パラグライダーやボルダリング、フォレストチャレンジは体力よりも好奇心があれば楽しめます。自然とふれあうことで心も体もリフレッシュできる、そんな体験のヒントをお届けします。

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